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東邦サービス社長・
高部のブログ

東京都トラック協会助成金! 徹底解説!

2019年06月22日 助成金 

こんにちは。高部です。
今回のテーマは東京都トラック協会の助成金についてです。

当社は、デジタルタコグラフやドライブレコーダーといった運送会社向けの事業用安全管理機器を
販売、取付、コンサルティングを行っております。

東京都トラック協会では、そのような運送会社様が必要としているものに対して助成金を交付しています。
5年以上前になりますが、石原都知事の時にドライブレコーダーに対する助成金を多額に出した時期がありました。
導入費用の半額程の助成金がありました。数年間続きました。

その後はデジタコ、ドラレコに対する東京都トラック協会の補助金は他県に比べて少ない状況が続いています。
しかし、東京都トラック協会はデジタコ、ドラレコだけでなく他の事業に対しても助成金を交付しています。
その部分にフォーカスしていきたいと思います。

■省エネ対策用機器等導入による補助金 申請受付期間 令和元年6月3日~令和2年2月28日(金)
・デジタルタコグラフ
 1台につき、10,000円 1社上限 15台まで ※東ト協補助

・ドライブレコーダー
 1台につき、10,000円 1社上限 15台まで ※東ト協補助

・アイドリングストップ支援機機器
 蓄熱マット:上限 15,000円 1社上限 3台まで 購入価格の1/2または上限まで ※東ト協補助
 エアヒーター:上限 60,000円 1社上限 5台まで 購入価格の1/2または上限まで ※全ト協補助
 車載バッテリ式冷房装置:上限 60,000円 1社上限 5台まで 購入価格の1/2または上限まで ※全ト協補助

・環境タイヤ
 1社上限50,000円まで 導入費用の1/2または上限額まで

ポイントは、助成金の出し元が、全国トラック協会(全ト協)と
東京都トラック協会(東ト協)とあり、全ト協と書いてあるものは、
国土交通省や国が負担する助成金との併用ができません。
しかし、東ト協と記載されているものは、東京都トラック協会が負担する補助金で他の助成金と
併用することが可能です。

■2019年度ドライバー等安全教育促進助成事業 申し込み期間 2019年4月1日~2020年3月29日

トラックドライバー及び安全運転管理者等に対する安全教育訓練を支援・促進するため、
全ト協が指定する研修を受講する場合、助成の取り次ぎ事務を行ってくれます。

■令和元年度 安全装置等導入促進助成事業の実施 申し込み期間 令和元年5月7日から令和2年3月13日まで
・後方視野確認支援装置(バックアイカメラ)
・側方視野確認支援装置(サイドビューカメラ)
・呼気吹き込み式アルコールインターロック装置
・IT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器

助成金額
車両1台につき対象装置ごとに、2万円を上限として、装置取得価格(取付工賃、消費税を除く実費価格)の
1/2までとし、1会員事業者 装置30台分まで

■令和元年度 衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業の実施 申し込み 令和元年5月7日から令和2年3月13日まで

国の「事故防止対策支援推進事業(先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援)」の対象装置と同様のもの

助成金額
車両1台につき、10万円を上限として、装置取得価格(税抜実勢価格)の1/2までとし、1会員事業者あたり10台分まで

■2019年度信用保証協会の保証料に対する助成  申請期間 2019年4月1日から常時受付けします 2020年3月2日まで

現下の景況悪化に鑑み、会員事業者の経営の安定に資するため、セーフティーネット保証及び
東日本大震災関連保障に係る区市町村長の認定等を受けた会員事業者に対し、信用保証協会に支払った保証料の一部を助成

助成金額
1事業者あたり、必要保証料の2分の1の額について20万円を限度として助成します。限度額に達するまで再助成します。
 ただし、東日本大震災関連保証の場合は、40万円を限度とし、限度額に達するまで再助成します。
 なお、公的機関から助成がある場合は、その額を差引いた金額が助成の対象となります。

■【全ト協取次事業】2019年度「準中型免許取得助成事業」  受付期間 2019年4月1日 ~ 2020年2月28日

東京都トラック協会では、少子高齢化が進展する社会にあって優良な労働力の確保を目的とする会員事業者に対して、
少子高齢化に対応した若年労働力の確保及びドライバーの育成対策として、全ト協による取得費用の助成を取次実施

①準中型免許の取得(新規に準中型免許を取得した者及び普通免許取得後に取得した者)
②5トン限定準中型免許の限定解除
 ※①は40,000円を上限、②は25,000円を上限として、1事業者あたり合計で200,000円を上限とする。

■2019年度「女性ドライバー免許取得助成事業」 受付期間 2019年4月1日~2020年2月28日

(一社)東京都トラック協会では、ドライバー不足により女性の活躍が注目される中、女性の積極的な雇用を促進し、
会員事業者における女性ドライバーの人材確保を図るため、本年度より女性従業員が
大型自動車免許・中型自動車免許・準中型自動車免許の取得並びに8トン限定中型・5トン限定準中型自動車免許の
限定解除を行った事業者に対する助成事業を実施する。
なお、本事業は働き方改革によるトラック運転者の労働時間の上限規制が適用となる5年間のサンセットとし、
この間に女性ドライバーを225人増とすることを目標とする。

助成金額
取得免許に応じて、下記の金額を上限として、取得価格の3分の2(消費税抜き)
(1)大型免許・・・267,000円
(2)中型免許(限定解除を含む)・・・180,000円
(3)準中型免許(限定解除を含む)・・・267,000円
 ※教習時間の超過による延長料金は除く
 ※会員1事業者あたり合計2名まで

■【全ト協取次事業】2019年度血圧計導入促進助成事業  申請期間 平成31年4月15日~令和2年2月28日

東京都トラック協会では、過労死や健康起因事故につながる、脳・心臓疾患発症の要因となる高血圧の予防には
血圧測定が重要であることから、血圧計の普及を図るため、全日本トラック協会が実施する乗務前点呼における
血圧測定に活用できる高機能な血圧計の導入助成事業の取次を行います。

助成金額
5万円を上限として、取得価格の2分の1とする。

■2019年度 睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査助成事業の実施 申請期間 2019年4月8日~2019年12月27日まで

検査内容
(1)問診用紙への記入(アンケート様式)
(2)スクリーニング検査機器による検査
※検査機関から送られた検査機器を、装着して睡眠することで、睡眠時の呼吸状況が記録される。
その機器を返送すると、検査・医療機関がSASの可能性を分析・診断する検査。

助成金額
1社30名まで、1人上限4,000円(全ト協助成額2,500円+東ト協助成額1,500円)
※ 検査費用は概ね1人5,000円で、助成額は検査費用を上限とします。
※ 再検査費用助成については、半額までとし、500円を上限とします。
  
このように東京都トラック協会では様々な助成金事業を行っています。
しかも東京都トラック協会の助成金の良いところは、会員の運送会社様が申請者になるので
①申請書が比較的簡単
②申請窓口が親切

他の国の助成金に比べ非常に申請が簡単です。
是非使用してみてください。

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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