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東邦サービス社長・
高部のブログ

事故の代償!

2019年06月04日 事故削減 

 

こんにちは。高部です。
今回は事故を起こしたときの損害はどのくらいかという事を理解したいと思います。

運送会社様に弊社の製品をご案内した時に、
「うちは大きな事故は無いから、デジタコはいらないよ」
「うちは事故はほとんどないよ」
「事故を起こすのは決まった人だよ」

と言われる経営者がとても多くいらっしゃいます。
確かに5年、10年前に比べて大きな事故をして困ったという運送会社様は少なくなっています。
事故の件数も減っているようです。

大きな事故を起こしたり、人身事故を起こすと業務停止処分や車両停止処分、
対人事故の場合は相手への損害賠償責任などが発生します。

しかし、小さな事故の場合の損害も実は大きなものです。
その理由は、
平均的な運送事業者様の売上高経常利益率は1%未満と言われています。
1億円の売り上げがある運送会社で、決算時の経常利益は100万円ということです。
人件費、軽油代、管理費、運送原価、修繕費もろもろ差し引いて残る金額が100万円ということです。

仮に経常利益が1%だとして、自社の車両が運行中によそ見運転で前の車に軽くぶつかり
バンパーを5万円で直したとします。
その修理費を捻出するための売上は、500万円が必要になります。
50台保有の会社の丸一日分かそれ以上の売上相当になります。
また事故対応で緊急対応として管理者が外出することや、
事故後の対応、保険割合の減少等様々な見えない損害が降りかかります。

申し訳ない言い方かもしれませんが、乗務員様は会社のものという感覚がある方が多い為
事故の重みを理解できません。

冒頭お伝えしたように、経営者も大事故が減ったため、軽微な事故に対して
危機感を感じにくいと思います。

運送会社様にとって、大きな事故も、軽微な事故も1件でも減らすことが
利益を確保する近道です。
弊社が取り扱っている、デジタルタコグラフ、ドライブレコーダーは
乗務員様に指導/教育する為に必要な情報の宝庫です。
使い方、情報の分析方法、指導方法にご興味ある方はご案内させていただきます。

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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