東邦サービス社長・
高部のブログ
デジタコ(デジタルタコグラフ)で本当に燃費削減できるのか?いくら削減できるのか?
2019年02月26日 デジタルタコグラフ 燃費削減
こんにちは。髙部です。
本日のテーマは、燃費削減です。
燃費とはその名の通り燃料費用のことで、運送会社様、タクシー会社様、バス会社様にとって必要不可欠な経営資源であり、経費となります。
実際に年譜と一言で言ってもどのくらい使っているのでしょうか?簡単に試算してみましょう。
例えば、4t車両 30台保有の運送会社様の場合。
1カ月で1台当たり 25日稼働 1日平均走行距離:120㎞ 平均燃費:4.5㎞/ℓ としましょう。
走行距離120㎞ ÷ 4.5㎞/ℓ = 26.7ℓの軽油を使用。
26.7ℓ × 25日 = 667.5ℓ(燃料使用量) となります。
667.5ℓ × 30台 = 20025ℓ(全車 月総額)
20025ℓ × 100円(軽油1ℓ費用) = 2,002,500円(月額燃料費)
となります。およそ200万円の燃料費となります。
さらに200万円 × 12カ月 = 2,400万円(年間燃料費)
すごい金額になりますね。
燃料費は必要経費ですが、できるだけ少なく済むことに越したことはありません。
そこで燃費を削減する方法は1つしかありません。
「エンジン回転を抑えて走行する」
これしかありません。
燃費を削減するための要素はいくつかありますが、根本的にはこれだけです。
ではどうすればエンジン回転を抑えて走行することができるのか?
1つは、乗務員様への同乗指導によるシフトチェンジのタイミングを教育すること。
もう一つはデジタコ(デジタルタコグラフ)を利用し、シフトチェンジのタイミングを把握し、具体的に指導することです。
もちろん車載器などを使用しないで、運行管理者が同乗指導し、きめの細かいスキルアップ指導が一番だと思いますが、人手不足、経験者不足の時代に、時間と人員を割くことが難しい会社が圧倒的多数です。
デジタコ(デジタルタコグラフ)は0.5秒ごとのエンジン回転信号を取得している為、シフトアップのタイミング、どのくらいエンジン回転を上げているかを事細かに分析をすることができます。
私が燃費削減のコンサルティングのご依頼を頂いたお客様にご指導させていただくと概ね5%~10%程度の燃費削減を達成しています。
上記運送会社様の例ですと、費用対効果はなんと年間120万円~240万円の経費削減となります。
2年目、3年目も継続すれば相当な金額の経費削減になります。
ここでもう一つ考えるべきことは、経費を削減できたた金額は、売り上げではなく、完全な粗利益ということです。
運送会社様が120万円~240万円の利益をだすためには、どれだけの売上を上げなければ、利益として残らないかということ。
さらに言えば特に新たな営業活動をしたり、顧客開拓をしているわけではなく、乗務員様が普段同じ仕事をしているなかで、ちょっとした努力で行うことができる経費削減ということです。
デジタコ(デジタルタコグラフ)を導入し指導する場合には、分析方法にもコツがあるので、お気軽にお問合せください。
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