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東邦サービス社長・
高部のブログ

自家用トラック保有の方必見!監査について

2021年07月26日 白ナンバー

 

こんにちは

高部です。

 

自家用トラックを使って仕事をされている方は、運送会社と違うから

管理はしなくてもいいと思うけど・・・

 

でも白ナンバーの事故がニュースになっていて

何か管理をしないといけないとは思うけど・・・

 

と思っている方のお悩みを解決したいと思います。

 

 

気になる事

【その1】

白ナンバーの車両にタコグラフを取付をする必要はあるの?

※タコグラフとは・・・

 運行記録計の事を言います。

 紙式のチャート紙 または デジタルタコグラフ の事を指します。

 

回答

緑ナンバーのトラックは「車両総重量7t以上または最大積載量4t以上の車両」にタコグラフの

装着が必要ですが、白ナンバーは必要ありません。

ただし、白ナンバーでも「車両総重量8t以上または最大積載量5t以上の車両」は

タコグラフがついていないと車検に通りません。

※国土交通省の監査の対象にはなりません。

 

 

【その2】

白ナンバーに運輸局(国土交通省)の監査はくるのか?

 

回答

白ナンバーには運輸局の監査は来ません。なぜなら、運輸局の管理監督は貨物自動車運送事業、

旅客自動車運送事業に対しての管理監督であり、自家用トラック(白ナンバー)の事業者には監督責任がないからです。

 

【その3】

改善基準告示って何?

 

回答

改善基準告示とは、緑ナンバー、白ナンバー関係なく、車両を運転し給与を得ているドライバーに適用されます。

内容は、拘束時間の限度/休息時間/運転時間/連続運転時間など労務管理についての内容になります。

こちらは労働基準監督署の管轄になります。

 

労働基準監督署による定期巡回監査や告発による立ち入り監査があります。

緑ナンバー/トラック事業者に対する運輸局の監査は営業停止などの罰則ですが

労働基準監督署による罰則は刑事罰になります。

 

懲役や罰金が科せられることになります。

運輸局の監査も怖いですが、労働基準監督署の刑事罰も怖いですね。

 

やはり、白ナンバーの車両を扱う事業者様は、

ドライバー様への安全指導、労務管理をしっかりやっておくことが重要です。

 

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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