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東邦サービス社長・
高部のブログ

デジタコ(デジタルタコグラフ)新機能! ~一時停止認識機能~

2019年07月13日 デジタルタコグラフ 

こんにちは。高部です。
今回のテーマはデジタコ(デジタルタコグラフ)新機能についてお伝えしたいと思います。

当社は矢崎製のデジタコ(デジタルタコグラフ)を扱っています。
矢崎は、半世紀も前にドイツ キンツレー社から、タコグラフ(運行記録計)を輸入し
独自に開発をしてきた日本トップシェアをもつデジタコ(デジタルタコグラフ)ブランドです。

昔は矢崎以外にもアナログタコグラフ(紙チャート式)のメーカーがあったようですが、
現在は矢崎のみです。またデジタコ(デジタルタコグラフ)を初めて世に出したのも矢崎です。
長年にわたり運送、バス、タクシー業界の事故削減、運行管理に貢献し続けています。

2019年現在の矢崎製デジタコ(デジタルタコグラフ)の製品推移は下記の通りになっています。
【機種一覧】
DTG1:矢崎初のデジタルタコグラフ ※終息
DTG2:フラッシュカード式 ※終息
DTG3:CFカード式(安価版)※終息
DTG4:CFカード式(高機能版)
YAZAC-eye3T:デジタコ/ドラレコ一体型
DTG5:通信タイプ型
DTG7:SDカード カード式/通信式/Wifi式 選択できるハイブリッド型

現在はDTG7が主流となっています。
DTG7では、本体機能だけでも高機能ですが、車載機器の拡張については下記の通りです。
・カメラ増設最大6カメラまで可能
・ハンディテンキー
・スイッチユニット
・ETC2.0連動
・アルコールチェッカーと連動
・マイクユニット
・温度センサ
・免許証リーダー連動
・積載重量表示計連動
・豊富な帳票類
・日報のカスタム可能

さらに、本体の機能としてカメラの機能を利用した機能を搭載しています。
前方車両認識
車線認識
路面標示横断歩道認識
路面標示制限速度認識
60秒動画送信機能 ※通信タイプの場合
LIVE動画送信機能 ※通信タイプの場合
等が搭載されています。

2019年夏ころに新機能が搭載されます。
地面に表示されている「一時停止認識機能」です。
私はとても重要な機能と考えています。
なぜなら、今までのデジタコ(デジタルタコグラフ)は
速度の管理値が一般道で60㎞で警報が鳴る。
高速道路の管理値は80㎞または100㎞で警報が鳴るように設定します。
問題点は幹線道路でなく、細い道で制限時速が30㎞ 40㎞ 50㎞の道路で
速度オーバーをしていても、警報はならないですし、運転評価の点数も高得点となってしまいます。
デジタコユーザーからみても悩みの種でした。

交通事故の「事故類型別交通事故件数 H28年」を見てみると
※内閣府発表データ 
追突     :184,567件(37.0%)
出会い頭衝突 :120,679件(24.2%)
右左折時衝突 :61,692件(12.4%)
横断中    :29,850件(6.0%)
人対車両その他:21701件(4.3%)
正面衝突等  :17836件(3.6%)
その他    :62,876件(12.6%)
となっています。

上記の事故の中で、交差点の一時停止不足から発生する可能性のある項目は
出会い頭衝突の24.2% 右左折時衝突の12.4% があります
合計で182,371件 36.6%の事故が、きちんと一時停止をすれば防げたかもしれない事故です。

最近は高齢者の方が増えているので、交差点で低速で衝突しても受け身を取れず頭を打って
死亡してしまうことも考えられます。

当社の経営理念であるように「安全安心の追求」を掲げています。
事故を1件でも減らすようお客様にお伝えしています。
今回矢崎製DTG7に搭載される「一時停止認識機能」はとても意義のある新機能になります。
本気で事故を無くしたいと思われている経営者の方には是非ご利用いただきたい機能です。

詳細がわかりましたらご案内をしていきたいと思います。
こうご期待!

 

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