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東邦サービス社長・
高部のブログ

ドライバーの転職理由! 転職者の志向性を知ろう

2019年06月07日 採用

こんにちは。高部です。
今回のテーマは、ドライバーが転職するときに何を求めているかの志向性です。
昨今、人口減少、人不足で人材採用ができないと言われている時代です。
業界問わずに採用が困難と言われています。
とくに物流業界は採用困難業界の一つだと思います。

運送会社様がドライバーを採用するにあたってドライバーの転職理由を紐解けば、
自社の強化するポイントがわかってくると思います。

■ドライバーの職種に対するイメージ
1位 「体力的にきつい、仕事がきつい」(46.7%)
2位 「未経験でも仕事ができる」(28.7%)
3位 「給与水準が低め」(25.6%)
4位 「社会的地位、評判があまり高くない業界」(22.6%)
5位 「福利厚生があまりしっかりしていない業界」(22.1%)

とネガティブなイメージが多いことが印象です。

■ドライバーの離職理由
1位 「給与・収入が上がらない、上がる見込みがなさそう」(48.9%)
2位 「給与・報酬が少ない」(45.7%)
3位 「一時的についた仕事だから」(39.4%)
4位 「勤務時間が長いから」(38.3%)
5位 「残業が多いから」(36.7%)

報酬と、勤務時間がポイントのようです。

■ドライバーを選んだ理由
1位 「転勤がない」(72%)
2位 「家から近い」(67.2%)
3位 「通勤の利便性がよい」(65.1%)

■仕事を継続する理由
1位「生計の維持」(85.1%)
2位「自由に使えるお金を増やすため」(75.4%)
3位「貯蓄・貯金をするため」(71.8%)

※引用:2015年リクルートジョブズ調べ

上記のアンケートから採用訴求ポイントは2点。
1点目は「未経験でも仕事ができる」というポジティブな理由。
求人広告や、面接時に、どのような教育プランで先輩指導員が指導し、どのくらいの日数で
一人で運行するようになれるのかを具体的に応募者に伝えることが重要です。

2点目は経験者へのアプローチ
「生計の維持」に焦点を当てると、家族の為に働くという観点から
家族手当や、勤務時間の明確な提示をすることや昇給制度を具体的に伝えるということも効果的です。

採用活動をするにあたり、求職者の求めているもの、考えていることを理解し
運送会社様の今ある賃金規定や就業規則の一部を明確に伝えるだけでも
採用率はぐっと向上するのではないでしょうか。

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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