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東邦サービス社長・
高部のブログ

デジタコ(デジタルタコグラフ)の選び方の3つのポイント!

2019年05月14日 デジタルタコグラフ 

 

こんにちは。高部です。
今回のテーマはデジタコ(デジタルタコグラフ)の選び方です。

そもそもデジタコ(デジタルタコグラフ)とは何なのか?
デジタコ(デジタルタコグラフ)とは運行記録計のことを指します。

運行記録計とは法3要素の 「速度」 「時間」 「距離」の情報を取得する機器のことです。
デジタルタコグラフをを必要とする方は誰でしょうか?

・運送事業者(車両総重量7トン以上8トン未満または最大積載量4トン以上の車両)
・バス事業者(貸切バス)
・タクシー事業者
基本的に営業ナンバーの事業者が必要としています。
最近は自家使用のトラックを保有の事業者も自主的にデジタルタコグラフを導入しているところも増えてきています。

デジタコを選ぶ時のポイント
1.機能
デジタコは法3要素(速度 時間 距離)をデジタルデータで取得します。この部分については
国土交通省の型式認定を受けているデジタコメーカーは必ず搭載しています。
それ以外に様々な機能やオプションを各メーカーごとに特徴があります。

最近では特に働き方改革で労務管理をしっかりと行い、従業員の健康管理の強化を進めなければならなくなっています。
解析ソフトに労務管理機能が搭載されいるメーカーもあります。弊社が取り扱っている矢崎製もその一つです。
一カ月ごとに労務管理の集計をすることができ、
1日の拘束時間、休憩/休息時間、1日の運転時間や2週間平均の運転時間等、改善基準に基づいた集計をすることができ
超えてしまっている部分は赤色で表示される等の機能があります。
令和の時代は労務管理が重要になります。現在大体で計算をされている経営者様もいると思いますが
社会保険労務士などに依頼をする前に、自社で現状を理解をすることができるからです。

また最近のデジタコにはドライブレコーダーと一体型になっている機器もあります。
こちらも弊社が扱っている矢崎製のラインナップにあります。
なぜデジタコ/ドラレコ一体型をお勧めするかというと、実は費用対効果でその方が安くつくからです。
なぜなら、デジタコとドラレコをそれぞれ安価なものを導入されている事業者様もいますが、
それぞれ別の業者に依頼をしたり、安価であるためすぐに故障して購入しなおしたりと
人件費と、二重投資のコストがかかっているのです。いいものを長く使う。これが鉄則です。

2.価格
現在、デジタルタコグラフのメーカーは20社ほどもあります。
安さを売りにしているところや、老舗の大手メーカーなど様々です。
簡単に言うと、安価なものは、機能が少なく分析できる情報が少ないです。
高価なものはそれだけの価値の情報量があります。
また高価な製品の場合、解析ソフトの機能も充実しています。
労務管理や安全管理、乗務員の教育用資料等様々な帳票が盛り込まれています。

オプション関係でいうとデジタコ/ドラレコ一体型の場合はカメラ数を増やすとコスト増になります。
それ以外にも、温度管理やETC連動、ハンディテンキー、アルコールチェッカー、免許リーダー等
オプション内容により金額は大幅に変わってきます。
そこで私のお勧めは、大手メーカーの製品を助成金を使用して安価に手に入れるということです。

経済産業省/PCKK のデジタコ向け助成金はデジタコ導入費用に対して通信タイプで1/2 カードタイプで1/3を
助成してくれます。賢く導入することも必要です。

3.販売店
デジタコの導入を決心し、いざ購入するときに、選ぶことになるのが販売店です。
なぜ販売店が重要かというと、事業者様の事業形態をヒアリングし、お客様に合わせた提案ができるかどうかが
肝になるからです。
具体的には、残念ではありますがただ取付をするだけの業者という感覚の販売店もあるようです。
また事故や故障で車載器の載せ替えを依頼しても忙しいのかなかなか来てくれないという話も聞きます。
他社から弊社に車載器を入れ替えてくださった会社様の話を聞くと、車載器の設定も適当だったり
導入してから5年以上変更していないという会社様もあります。

販売店の立場はお客様の経営課題を認識し、ご予算にあわせ、求めているものを叶えることが必要です。
弊社は設定や求めていることへのヒアリングにこだわりを持って対応させていただいています。
また弊社では、ご希望に合わせて導入時にドライバー様、管理者様への説明会を開催しています。
良い車載器を導入しても使い方が間違っていると宝の持ち腐れになります。

最大限に効果を発揮していただくためのサポートをしてもらえる業者の選定をしてください。

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

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