BLOG ブログ

東邦サービス社長・
高部のブログ

貸切バスのドラレコ(ドライブレコーダー)装着義務化迫る!

2019年04月05日 ドライブレコーダー バス

 

こんにちは。高部です。
今回のテーマは貸切バスです。
貸切バスは、我々もなじみがあると思います。
小学校や中学校の時の修学旅行。
大学の時には夜行バスでスキー。
社会人になってからは、社内旅行、お客様との団体旅行、
日帰り格安ツアー等々、お世話になるシーンがあると思います。

観光バスは大きくて、乗り心地が良く、安心できる乗り物の一つだと思っています。
しかし、2012年の関越自動車バス事故、2016年の軽井沢バス事故という痛ましい事故が発生してしまいました。
国土交通省も貸切バスの運行管理について見直しを図り、新たな指導指針が発表されました。
運行管理に関する義務が拡充された部分を簡単にまとめました。

【平成28年11月1日から】
・運行管理者の欠格期間中は補助者になれません。
【平成28年12月1日から】
・新たに雇い入れた全ての運転者に適性診断の受診及び特別な指導が必要になります。
・初認運転者等に対する指導監督の内容が拡充されます。
・夜間/長距離の運行を行う際は、乗務途中点呼を行う必要があります。
・補助者の選解任時に運輸支局への届け出が必要です。
・実務経験による貸切バス運行管理者資格者証の取得はできません。
【平成29年12月1日から】
・運行管理者の必要選任数が、営業所毎に最低2人に変わります。
・ドライブレコーダーを用いた指導監督・記録の保存が必要になります。(新車の車両)
・初認運転者等への実技訓練以外の指導が10時間以上に拡充されます。
【平成31年12月1日から】
・全車(新車、既存車含む)にドライブレコーダーを搭載し、それを用いた指導監督が必要になります。
※上記に違反した場合は行政処分の対象になります。

【ドライブレコーダーに必要な機能】
下記の情報を記録できなければなりません。
①バスの前方の映像
②運転者の映像
③瞬間速度
④加速度
⑥日付及び時刻

上記の内容が主な変更点となります。
特にドライブレコーダーの機能として、前方だけでなく、ドライバーの運転している状況が
映るようにしなければなりません。
瞬間速度はアナログタコグラフまたはデジタコ(デジタルタコグラフ)で取得できます。
加速度はドライブレコーダーに機能が搭載されていますし、デジタルタコグラフでも取得可能です。

昨今では、デジタコ(デジタルタコグラフ)とドラレコ(ドライブレコーダー)一体型、
さらに通信タイプの車載器がありますので、一括管理をするうえでは一番良い方法だと考えます。

私としては、1件でも事故が減ることを目的、目標として事業者様へご提供したいと思います。

 

運送/タクシー/バスに関わることなど、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら