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東邦サービス社長・
高部のブログ

ドライブレコーダーの活用方法!ドライブレコーダーの選び方!

2019年03月12日 ドライブレコーダー 

 

前回の続きで、ドラレコ(ドライブレコーダー)の製品レベルについて少し深堀をしてお伝えしたいと思います。

現在ドライブレコーダーの種類は多岐にわたります。
簡単にお伝えをすると、安価なものから事業用の高価なものまであります。

安価なものは2万円~4万円程度のもの。
多くはGPSで位置情報を取得するものです。

シガーソケットから電源を供給でき、取付が簡単なものです。
SDカードを使用するものが大半をしめています。
このクラスのドラレコ(ドライブレコーダー)は記録媒体のSDカードのフォーマットが必要なものが多くあります。
特に市販のSDカードを使用できるメーカーのものは、定期的にフォーマットをしなければ
動画の書き込みエラーが多発するようです。
また解析ソフトはPCのメディアプレーヤーなど既存搭載されているメディアで再生可能なものが多いようです。

中堅クラスのものは3万円~6万円程度のもの。
GPSの位置情報以外に、車速信号を取得できるものが多いです。
車速信号というものは意外と重要で、GPSの位置情報だけだと速度変化や位置に誤差が発生します。
事故を起こしたときに、停止していたか、動いていたかが過失割合の争点になることもあります。
しっかりと停止していた場合、速度0㎞と証明できる信頼性の高い製品が多くなります。
また解析ソフトは専用のソフトが必要になるメーカーが多くあります。
動画を再生するときに、色々な機能があり、見やすくなります。

事業用のものは10万円前後の製品です。
完全に事業用となると、高機能になります。
カメラを5~6カメラまで増設が可能であったり、音声取得、通信タイプなどもあります。
またオプションカメラでカラー赤外線カメラなどもあります。
事業用のドラレコ(ドライブレコーダー)の特徴で、多種の信号取得をすることが可能です。
例えば、ブレーキ信号、ウインカー左右の信号、バック信号、サイドブレーキ信号
ドアの開閉信号など、ユーザーのご希望に合わせて様々な信号を取得することができます。

以前、事業用車両が一般車両(バイク)と接触事故を起こし、一般車両(バイク)側の方が
重傷を負ってしまったことがありました。

状況は夜間 最高速度40㎞の片側1車線づつの2車線道路。
転回可能な道路で、事業用車両が転回をしたときに、一般車両(バイク)が転回中の車両に接触し転倒し重傷を負いました。

それぞれの保険会社の言い分に食い違いがあり裁判になりました。
その際に過失割合を決める争点のポイントになったものがウインカーを出していたかどうかということになりました。

ドラレコ(ドライブレコーダー)でウインカー信号を取得できていたために、
事業用車両は夜間ウインカーを出しながら転回をしたときに一般車両(バイク)が接触をしてきたということで事業用車両側の過失割合を下げることができたそうです。

安価な製品から高価な製品まであるので、ご自身の会社の必要性に合わせて
選択をすることも重要です。

 

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