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東邦サービス社長・
高部のブログ

助成金の種類と活用方法その1〜助成金の効果について〜

2019年03月01日 助成金 

こんにちは。髙部です。
今回のテーマは助成金についてです。
助成金と言っても、雇用関係、導入機器関係、研究開発費関係など、
数百~数千種類あると言われています。
今回は、運送会社様向け、デジタコ(デジタルタコグラフ)、ドラレコ(ドライブレコーダー)の
助成金についてご案内します。

運送会社様向けの助成金は
①各トラック協会
②国土交通省
③経済産業省
から得られる補助金が利用しやすいです。

助成金の対象は、デジタコ(デジタルタコグラフ)やドラレコ(ドライブレコーダー)に対して
補助金がでます。その他、蓄熱マット、アルコールチェッカー、冷風機、フォークリフトなど①~③の各機関毎、年ごとにあります。

さかのぼること10年以上前から途切れることなく、助成金が出ています。
なぜか?
政府機関がデジタコ(デジタルタコグラフ)やドラレコ(ドライブレコーダー)に助成金を出すということは、運送会社様にとって、運行管理、事故削減に効果のある車載器だと認めているということです。

助成金額は、1台当たり2万円、3万円などのように定額で決まっているものから、導入費用1/3、1/2のように大きな助成金額が補助されるものもあります。

購入方法は、買取またはリースを選択できる助成金が多いです。

車載器の耐用年数は5年~7年程度と言われています。
一つは、車載器のリース年数が概ね5年であるという事。
もう一つは約7年程度経過すると次の世代の高機能車載器の登場による買い替え需要が上がるということです。
実際には10年程度ご使用されるユーザー様もいらっしゃいます。
故障頻度が上がることも覚悟の上で。

ここで助成金の効果について深堀したいと思います。
一言で助成金○○円と皆様言われますが、助成金20万円頂けるとすると、もし運送事業で20万円の粗利益を確保する為には、どのくらいの売上高が必要になるでしょうか?
運送会社様の規模にもよりますが、50台~100台規模の会社様で利益率3~5%程度と言われています。
20万円の純利益を出すには、400万円程度の売り上げを上げて、決算時に20万円の利益が残るイメージです。

たかが助成金されど助成金!上手に活用していきましょう!

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